バツ１子持ち、それでも先生が大好き！

｢華ちゃん寝た？ ｣



｢まだチューハイ飲むとか一暴れして、ぐっすり眠ってるよ｣



｢沢田は華ちゃんが可愛いくて仕方ないんだろ。俺がいなけりゃ又襲うとこだったな。華ちゃんが、あんなに色っぽいとは思わなかったよ。｣


｢おまえまさか華の事。｣


｢可愛い子の裸見て嫌な奴はいないだろ。心配するな。俺の好きなのはカオリだけだからさ。｣



｢複雑なんだ。水嶋カオリが華の母親だなんて。華をこれ以上辛い目に会わせたくないんだ。｣



｢カオリなら大丈夫だ。あいつは華を忘れた事ないって言ってた。華が東京へ行く話しをしたらカオリ泣き出しちゃってさ。俺も今複雑な気持ちだよ。カオリのそばにいて支えてやりたいって思ってる。沢田はどんな事しても華ちゃんを離すなよ。｣




男2人で夜遅くまで、私たち親子の心配をしていたらしい。




娘の彼氏と母親の彼氏が同級生だなんて、やっぱりあり得ないでしょ。




母さんはどう思ってるのだろうか。