バツ1子持ち、それでも先生が大好き!

新年

クリスマスは散々だった。


酔った私は一輝に絡んだあげく、



泣いて一輝に迫ったらしい。



一輝は嬉しそうに、たまには華から誘われるのもいいな。



なんて言い出すし、田村には負けるのは悔しいと、



毎日励む一輝。



一輝ゆっくり寝かせて!



もう冬休みだ。



クラスのほとんどが進路は決まっている。



私は進学も就職もしない。


彩夏だけが知っている。



「華本当に沢田でいいの?

沢田28だよ。10才も年上で私は無理だな。」



「彩夏が結婚する訳じゃないんだから。


私は一輝がいいの。一輝じゃないと駄目なんだ。」



「分かったよ。卒業したら沢田に永久就職な訳ね。」


私は笑ってそうだよ。と誤魔化した。



「華初詣では沢田と行くの?」



「そのつもりだよ。」



「華卒業してもずっと友達だよ。」



彩夏は市内にある、美容の専門学校に行く。



「彩夏私たちずっと友達だよ。」





< 326 / 338 >

この作品をシェア

pagetop