バツ1子持ち、それでも先生が大好き!
「彩夏さ。看護師になるとか言ってなかった? 」



「うーんそれがさ。文化祭の帰り啓太に、今は無理でも卒業したら付き合ってほしい。


っていったらさ、悪いけど無理って言われた。」



だから看護師は止めた。



「私綺麗になって又啓太に告るつもり。


こうなったら意地でも啓太を落とす。」



彩夏さすがに強い女。



啓太は守ってやりたいタイプが好きなんだよね。



でも彩夏の押しに啓太が負けるかも知れない。



啓太は今必死に勉強している。



今でもメールが来る。



啓太は大丈夫。T大医学部に絶対合格する。



「私初詣でに行こうって啓太誘ったら、華も一緒かなんて言うんだよ。」



「啓太とは小さい時からずっと一緒だからさ。


私は兄みたいに思ってる。

多分啓太も私の事ほっておけないのかもね。」



「ああ何か私は入り込めない感じだな。


たけどよけいに啓太振り向かせたくなる。」



彩夏とお喋りしていると、一輝が夕顔と帰って来た。


「おう沢田おかえり。」



『矢口もう少し女らしい言葉使いしたらどうだ。


美人が台無しだぞ。』



彩夏がうるさい。と笑った。






< 327 / 338 >

この作品をシェア

pagetop