それでも、君が好きだから。
「げ」



「ゲッて何よ!お客様に向かって」



「くんなって言ったじゃん」



「咲良に来るなって言われたら行きたくなるでしょー」




ドラキュラ……カッコいい




「で、注文は?」




「態度悪ーい、うちの店では笑顔振りまいてんのに」




「何で幼なじみに敬語使って笑顔見せなきゃいけねぇんだよ」




咲良は呆れたようにため息をついた。




「あたしはサイダーとクッキー」




「私はー…悩むなぁ」




「優柔不断か。早くしろよ」




「じゃ、じゃあオレンジジュース!」




「はいはい、かしこまり。あとでなー」




咲良は立ち去った。
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