それでも、君が好きだから。
「はい、咲良」




「あんがと」




咲良は片手でスマホをいじりながら片手でストローをくわえた。




よし、飲んだ。




「……っ!?」




咲良は声は出さずにグラスを乱暴に置いて立ち上がった。




「いぇーい、ざまあみろ!!」




私は咲良の顔の前でピースした。




「てめえ……」




すっっっっっっごい目つきで睨まれてるけどこの際気にしない。
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