それでも、君が好きだから。
「油断してたでしょー!」



「ふざけんなよバカ」



そう言って咲良は私のグラスを手に取りストローをくわえる。




……ん?これって……




間接……っ!?


私の顔に熱が集中する。




「あっれー?もしかして照れてんの?間接キスとか意識しちゃってんの?」




咲良に嘲笑うような目で言われた。




「し、し、し、してないし!!咲良のバカ!!」




さりげなく私のレモンティー飲みほしてるし!!


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