私、今から詐欺師になります
「はいっ。
さようならっ」
と玲に手を振られ、秀行は渋々その場を離れる。
周りの目から見たら、大の男が女子二人に因縁をつけているようにしか見えないからだろう。
「ありがとうございました、玲さん」
と頭を下げたが、玲はなにか考えているようで、返事をしなかった。
秀行さんがかなり失礼なことばかり言ってるからなー、と思いながら、
「帰ったら、秀行さん、とっちめておきますねっ」
と言うと、玲はこちらを見ないまま、ぽんぽん、と頭を叩いてきた。
「逆にとっちめられるからやめときな」
それから……と言いかけ、玲はやめた。
「ほら、食べよ、デザート。
戻るの遅れちゃうよ」
と微笑みかけてくる。
は、はいっ、と茅野は慌てて返事をし、とうに来ていたデザートプレートを食べ始めた。
さようならっ」
と玲に手を振られ、秀行は渋々その場を離れる。
周りの目から見たら、大の男が女子二人に因縁をつけているようにしか見えないからだろう。
「ありがとうございました、玲さん」
と頭を下げたが、玲はなにか考えているようで、返事をしなかった。
秀行さんがかなり失礼なことばかり言ってるからなー、と思いながら、
「帰ったら、秀行さん、とっちめておきますねっ」
と言うと、玲はこちらを見ないまま、ぽんぽん、と頭を叩いてきた。
「逆にとっちめられるからやめときな」
それから……と言いかけ、玲はやめた。
「ほら、食べよ、デザート。
戻るの遅れちゃうよ」
と微笑みかけてくる。
は、はいっ、と茅野は慌てて返事をし、とうに来ていたデザートプレートを食べ始めた。