先生と私
少し気まずい空気が流れるなか、ハイキングをした。かなり辛かったけど、登った後の景色はすごく綺麗だった。
遥叶「凄い綺麗だね。」
怜奈「うん…。なんか目にしみる…。」
山野「焼きつけときます。」
怜奈「カメラ欲しいー。」
五島「はい。じゃああげる。」
怜奈「五島先生…。」
天野「ありがとせんせー。」
怜奈「いらない。先生からはもう何も貰わない。」
遥叶「怜奈?」
五島「そうか…。じゃあ俺が撮っておくよ。」
怜奈「いいよ。頭の中に残しておけばいいだけだもん。」
五島「…。わかった…」
先生は少し寂しそうに言った。
私は涙が流れるのを必死に抑え、別の場所へと向かった。
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