私に恋してくれますか?
思い悩んでいる間に、
私の仕事も忙しくなったきた。

英語が出来る私が観光案内所に顔を出すようになったため、
英文の観光案内所で使う地図や、観光名所についてのパンフレットを新しくすることになった。
もちろん私もその中のメンバーに入ることになり、
文章を一緒に作り、英文に直す。
新しい名所については事実を確認し、施設にも許可を取る必要があったので、
仕事の後でメンバーと一緒に施設を回ることもあった。
文章については仕事が終わってから、
家で夜にやらなければならなくなった。


初めての電車通勤や、慣れない新しい仕事で忙しい日を送り、
週末はトオルくんと過ごすために、心を配った。


私は疲れてお風呂の中でウトウトしてしまったり、
食事を摂らずに仕事をしたりして日々を過ごした。

週末にゆっくり休めればいいのだろうけど、
トオルくんと会うのをやめたくなかった。

会わなければ、途端に心が離れていくような、そんな気がしていたのだ。

会えないと不安になる。
私も、そんな恋の病に侵されていったのだ。


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