無愛想天使
私が無意識のうちに弾いていた曲であり、大翔への答えだ。

エントリーされている曲とは違う曲を弾きはじめた私に係りの人が慌てていることは分かった。

でも、曲が違う事以外におかしなことがないから、止めるに止められず困っていた。

大翔の言うとおりだった。

そんな事を思うと緊張していたはずなのに口元が緩んだ。

大翔は今どんな顔をして、この曲を聴いているのだろう…

他の男の事で泣いていた私を優柔不断な態度を取って答えをはぐらかしていた私を受け入れてくれるだろうか…



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