無愛想天使
私の演奏中、先生と一緒に鑑賞していた大翔は先生いわく名言を吐いたらしい。

「尚之さん、乃々香ちゃん天使みたいだね。ライトにあてられた白い衣装が反射して幻想的に見える。もやもかかってるし…まさに無愛想天使」

「いや、もやがかかってるのはお前だけ。でも、無愛想天使なんてうまいこと言うな」

先生とそんな会話をして笑うと同時にもやの原因である雫が大翔の頬を濡らした。



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