無愛想天使
「あっ…」

直接言葉で言ったわけでも、自分から告白をしたわけでもないけど、何だか私から告白したような感覚で話す事を恥ずかしく感じた。

「…乃々香ちゃん」

私の名前を呼んだ大翔は涙目でその表情に驚いた。

「ごめんね。泣くなんてカッコ悪いよね。でも、乃々香ちゃんには、カッコ悪い所たくさん見せてきたから今更かな…」

首を横にふり否定して、目に溜まった涙を乱暴に拭いながら、改めて告白すると言い出した。



.
< 104 / 126 >

この作品をシェア

pagetop