無愛想天使



「僕だけの無愛想天使になってください」



「…はっ?」

こんなシーンだけど、聞き流せなかった。融通がきかない?

でも、こんな時だからこそ聞き流せない。

冷静につっこんだ私に、いつもの口調で好きな人に告白されたら返事はYESでしょ!って抗議してきた。

「好きとか言ってない」

「またまたぁ〜。素直じゃないんだから。でも、そんな所も含めて好きなんだけど…」

「乃々香」

聞き慣れた声に名前を呼ばれて振り返った。そこには笑顔の隼人が立っていた。



.
< 105 / 126 >

この作品をシェア

pagetop