俺様御曹司による地味子の正しい口説き方
ベットの上で、向い合わせで座るように体勢を整えた。
右手を恭一に向けて『待った』のように突っぱねて、とりあえず頭の整理をする。
「あっあのっっ。質問に答えて頂いても宜しいでしょうか」
ニヤニヤ面白そうに笑っているも、その眼差しが何となく甘い。
視線を合わせていられなくて、さりげなく目をつぶって、視線をそらした。
「で、では。昨日の事からお願いします」
「どうぞ?」
右手を下ろし、両手を正座する膝の上に固く握って再び恭一を真っ直ぐ見据えた。