彼女の彼氏が決まるまで
渉のことは信用している。
でも、塚原との関係を話したりしたら・・・
「塚原先生とは・・・その・・」
「光石、俺らは家族だよ。俺と本居は一緒に住んでる。てか、大人なめんなよ。」
ドアのところには塚原が立っていた。
「何で・・・。」
「わりぃー・・・バレちゃったみたい・・だな。」
「光石わかりやすいから・・・。悪いけど少しの間、出ててくれるか?」
「あ・・・あぁ。」
渉は夏音にすまなそうに手を合わせて出て行った。