青春のグラジオラス
それ以上に不快なのはそいつが物語の中でどんどん変わっていくことだ。しかも良い意味で。それを見るとまるで自分が成長していくのを目の当たりにしているような感覚に陥る。
現実の自分はちっとも成長していないのに。
きっと僕は劣等感のようなものを覚えているに違いない。成長していく主人公たちと何も変わらない自分とを勝手に比べて、そうして嫌悪感を抱いているんだ。
自分で自分に笑ってしまう。ただ似ているだけの主人公たちと自分を勝手に照らし合わせて、勝手に自分の劣性を肯定して、勝手に落胆している。あまりに独りよがりで哀れなことをしている自分に気がついて、また嫌気がさす。
僕は自分が嫌いだ。すぐにこんな思考を辿ってしまう自分が嫌いだ。分かっているのに変わろうとしない自分が嫌いだ。自分で何かしてみせようと行動を起こさない自分が嫌いだ。何もかも、僕は僕のすべてが嫌いだ。
けれど、その嫌いな僕が全部、僕なんだ。
それはどうしようもない事実で、僕がどうにかしない限り何も変わることはない。いつまでもこんな自分でいるしかなくて、それを嫌って生きていくしかなくなってしまう。
現実の自分はちっとも成長していないのに。
きっと僕は劣等感のようなものを覚えているに違いない。成長していく主人公たちと何も変わらない自分とを勝手に比べて、そうして嫌悪感を抱いているんだ。
自分で自分に笑ってしまう。ただ似ているだけの主人公たちと自分を勝手に照らし合わせて、勝手に自分の劣性を肯定して、勝手に落胆している。あまりに独りよがりで哀れなことをしている自分に気がついて、また嫌気がさす。
僕は自分が嫌いだ。すぐにこんな思考を辿ってしまう自分が嫌いだ。分かっているのに変わろうとしない自分が嫌いだ。自分で何かしてみせようと行動を起こさない自分が嫌いだ。何もかも、僕は僕のすべてが嫌いだ。
けれど、その嫌いな僕が全部、僕なんだ。
それはどうしようもない事実で、僕がどうにかしない限り何も変わることはない。いつまでもこんな自分でいるしかなくて、それを嫌って生きていくしかなくなってしまう。