私のいとおしい残念な男達
「小夏はどうだった?」
一緒にいるのに関わらずまたグダグダと考えて黙り込んでいる私の顔を覗き込まれた
「えっ?」
「波瑠と遊園地、楽しかった?」
「…………あ、ぅ喧嘩してばっかりだったに決まってるでしょう、黒木となんかっ」
そう言いながらも、顔を背け後ろめたい気持ちを隠す
「そう?でも送られた写メは楽しそうだよ?」
………へっ? あ、写メ
いろいろ送った、白馬の王子さまの黒木とか、ソフトクリーム持った黒木…………
「ほらっ」
「!!」
でも、見せられた和馬の携帯にある写メはソフトクリームを鼻につけた私と、顔をくっ付けた笑顔の黒木
そのほか数々の、視線を別に向けているが笑顔ばかりの私の写メ
「い、い、い、いつの間に……」
「上手く撮れてる。小夏ってこんな風に、子供みたいにはしゃぐ事あるんだな」
確かに、中学以来のジェットコースターにはしゃぎ過ぎていたかもしれない
「遊園地は久しぶりだったから……」
「あ、じゃあアレは?観覧車、乗った?」
へっ?!
「…………乗ったけど?」
動じないように、真っ直ぐ和馬と話しているのに
「あそこの観覧車って『永遠の恋人』ってジンクスがあるって知ってた?」
「……………」
「小夏?」
「だから、何?」