俺様上司に、永遠の愛を誓え
いつまでも口をひらかずにいる部長に、

「もう、帰りますから……」

と、フロアを出ていこうとすると、

「待て…」

腕をつかまれて、

「行くな…」

と、引き止められた。


「……悪かった。……怒りを抑えることが、できなくなっていた……」

「怒りを、抑えられなかったって……」


部長の言うことを受け止め切れなくて、その先の言葉を継げずにいると、


「……悪い……俺は、どうかしていた……」


と、部長がつかんでいた私の手を離して、


「いい…もう、帰れ…」


と、突き放した。


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