俺様上司に、永遠の愛を誓え

「待って……いっしょに行きたかったの……デートに…」

部長のスーツからは、いつものコロンの香りがして、

「……帰ってきて初めてのデートだし……、……いっしょにいられるの久しぶりだったから……。

どうしても、待っていたくて……圭吾のこと…」

そのやわらかな匂いに、たとえようもなく惹かれるのを感じた。


「……。……おまえは、俺をどこまで……」

「えっ…?」と、顔を上げると、

「どこまで俺を……、」

くり返して、


「……好きにさせるんだよ……」


と、さらにギュッと強く腕に抱き締められた。




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