俺様上司に、永遠の愛を誓え

「……そんなかっこうで…」

はだけられた胸に目がいって、視線をそらす。

「……なんだ、赤い顔して?」

不思議そうに言って、

「ああ…俺のかっこうのことか…」

と、自分の上半身に目を落とした。


「来いよ…こっちに」

呼ばれるまま、そばに行くと、

「好きか? 俺のことが…」

と、訊かれた。


「うん…好き…大好き」

答えると、

顎に指を添えられて、チュッとキスをされた。


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