哭く花
少し余裕を持って学校についた私達は、
その場で最上先生と休校の間にあったことについて話した。
大雨で出来た川に流されてきた仔犬を
先生が飼い始めたこと、
その名前がポテチになったこと、
外に干していた
ゆめちゃんの洗濯物のパンツが、
風でお隣に飛ばされたこと
私はというと、休校の間に
紫陽花を庭に植えたことを話した。
「紫陽花かあ、綺麗だろうな、」
最上先生はうんうんと頷きながら話を聞いてくれた。
そんなこんなで話をするうちに、
始業の予鈴のチャイムが鳴る。