少女マンガ的社内恋愛
昔も今もいつも私をからかって来た鬼ネコにドキッとしてしまうなんて、何だか悔しい。


でも…冷静に思い返したら、常務はイジワルなだけじゃなかった気がする。


小さい頃私が困ってたり泣いてたりすると、お菓子をくれたり一緒に遊んでくれたり…いい所もちゃんとあった。


だったら…もしかしたら……


「あの常務、やっぱり気多支配人の時も今も、私の事助けてくれました?」


ふと問うと、なんと常務の顔が赤く染まる。


「なっ、オレは別に……ただ困ってる女に無理矢理馴れ馴れしくする男なんて、見たくなかっただけで………」


「…フフッ」
< 116 / 383 >

この作品をシェア

pagetop