少女マンガ的社内恋愛
ニッと穏やかな微笑みと共にそう言われて、昨日手を握られた時とは比べ物にならない程心臓が跳ね上がった。


なっ、何言ってるのこの人……!!


今の今まで怒ってたのに、いきなりそんな優しく笑って“女なんだから”……!?


ドSな鬼ネコらしからぬ優しさに、私の頭は若干パニック状態に陥る。


「倉金?」


「あっ、な、何でもありません………!すみませんっ!!」


固まっていると訝しげな目をされてしまったので、また急いで頭を下げた。


けどこれは常務が悪いよ…!いきなりあんな風にされたら、頭が追いつかなくて当たり前だわよ……っ!
< 115 / 383 >

この作品をシェア

pagetop