少女マンガ的社内恋愛
だって常務はいつも私をチビネズミってからかって、下の名前で呼ばれた記憶はすぐには思い出せない位だ。


「その顔は信じられないって顔だな。まぁ当たり前だよな。オレ昔も今もお前の事イジリまくってたし、素直に信じろって方が無理な話だ」


「なっ……当たり前ですよ!アナタ自分がどれだけ酷かったか、忘れたワケじゃありませんよねっ!?」


次々と起こりまくる出来事に対応し切れずに心臓をドクドクとフルスピードで働かせていると、ようやく体を解放してくれる常務。


両手を私の肩に添えたまま苦笑いしている常務に、思わず大きな声で叫んでしまった。
< 124 / 383 >

この作品をシェア

pagetop