少女マンガ的社内恋愛
大パニックになる頭と心を誤魔化したくて、ますますビールを煽るスピードが上がる上がる。


「ア、レ……?」


暫くすると周りのお客さんや壁に貼られたメニューが、グネグネと歪み始めた。


頬はボゥッと熱く、体も左右に揺れて止まらない。


「澄鳴!だからアンタ飲み過ぎだって!!」


「り…ん……?」


「ちょっ…しっかり………」


アワアワと慌てふためく燐の姿を最後に認識した後、私の意識はブラックアウトしてしまった。


―――
――――
―――――…


「んっ……」


ゆっくりと目を開けると、視界に映ったのは白い天井。
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