少女マンガ的社内恋愛
燐にはきちんと常務に告白された事話したのに、なんで酔っ払いの私を常務に預けちゃうワケ!?


私が何かされるかもとか、考えなかったのかあの子はっ!


ベッドの上で同期に対して怒りの炎を燃やしていると、常務は徐に立ち上がる。


「安心しろ。お前には何もしてない。とりあえず着替えて、顔洗ってこい」


洗面所の場所を説明すると、そのまま出て行った。


わ、私、一体何やってんだろ……


髪はボサボサ、着ているスーツはシワクチャと、最悪な状態で大きな溜め息をついた。


しかし…私のドタバタな1日は、まだ始まったばっかりだったのだ。
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