少女マンガ的社内恋愛
どれもこれも美味しそうで、さっきの戸惑いも忘れてゴクリと唾を飲み込んだ。


「常務、料理出来たんですね……」


「中学までは出来なかったけど、高校で母親に叩き込まれた。将来きっと一人暮らしするんだろうから、自炊位出来る様になれってな」


「……常務はここに実際にお一人で暮らしてるんですか?」


「まぁな。なんでそんな事聞く?」


「えっと…成人男性の一人暮らしなら、どうして女性物の服があるのかと」


私はテーブルを挟んで真向かいに常務が着席するのを眺めつつ、モコモコの部屋着を引っ張った。


コレ、絶対彼のじゃないよね?
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