少女マンガ的社内恋愛
あの時の真剣な様子の常務を思い出した途端、心臓の脈打つ速さが急速に上がって、ギュッと胸元を握りしめた。


ああまで言われたら、常務は本気で私が好きなんだと信じるしかない。


そして私は、その事にときめいてしまっているんだ。


何やってんの私……小さい頃は6年間もからかわれて、現在もあんなんで、つい昨日燐にグダグダ言ったばかりなのに………


なのに今日1日でこんな風になってしまうなんて、私そこまで単純な女だったの?


「澄鳴、そろそろ帰るか。それともまだ動物見るか?」


「いえ…やらなきゃいけない仕事が残っているので……」
< 173 / 383 >

この作品をシェア

pagetop