少女マンガ的社内恋愛
しかし………燐が外の景色を見ながら言った言葉に、グッと口元が硬くなったのが分かった。


「そうだけど……」


確かに燐の言う通り、常務に告白されてからもう半月が流れようとしている。


その間常務はグイグイアタックしてくれて、優しくなったが……私の心は未だに着地点を見つけられないのだ。


「まだ常務の事信じられないの?澄鳴」


「いや…小さい頃からかわれた事に関しては、徐々に許せる様になったんだけど………やっぱり身分の差がねぇ……」


何せ相手は高稲グループの息子で、いつかは現社長に代わって我が社のトップになられるお方だ。
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