少女マンガ的社内恋愛
だって昔のオレは進兄ちゃんのたった1人の妹を、毎日の様にからかって泣かせてたんだ。そんなヤツと妹の恋愛応援したいだなんて、普通思わないだろう。


でも進兄ちゃんは、こう言ってくれている。登暉や小笠原だって、何だかんだ言いながらも後押ししてくれているんだ。


なのに張本人が弱気になってちゃ、情けないわな。


「サンキュー進兄ちゃん。オレ、頑張るわ」


オレはオレが出来る事を、やるだけだ。


自信を復活させて力強く宣言すると、進兄ちゃんもグラスを磨いていたマスターも優しく笑ってくれる。


「…でもなぁ、幸作」


「んっ?」
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