少女マンガ的社内恋愛
まだ不安は完全には消えないけれど、世の中には我慢しなければいけないものがあるのだ。


小さい子供ならまだしも社会人となって数年経ってちゃ、理不尽な事も多かれ少なかれ経験済な私達。


「そうだ!ねぇ澄鳴、なんなら暫く――――…」


若干落ち込みながら会社まで後3分位まで歩いた時、私が持っていたバッグの中からケータイの着信音が聞こえてきた。


「……?誰だろ……」


取引先だったら早く出なきゃ、信頼関係に関わっちゃうかも………!!


慌ててケータイを取り出しディスプレイを確認すると、なんとそこには“鬼ネコ”と表示されていた。
< 230 / 383 >

この作品をシェア

pagetop