少女マンガ的社内恋愛
頬を桃色に染めてご飯を口に運ぶ常務の姿に、私の方までなんだかむず痒い気持ちになってしまった。


あのイジワルドSな常務が、まさかこんな風になっちゃうなんて………恋のパワーって凄いのね……


そんな中学生女子の様な考えをしてしまった自分に、余計にソワソワしてしまう。


「じゃあ行ってくる」


「あっ、常務。コレ今日のお弁当です」


それから2人共朝ご飯を食べ終わり、スーツに着替えた私は玄関を出ようとしていた常務に赤い布に包まれたお弁当箱を差し出した。


料理は得意な彼だけど、お昼は大概コンビニとか外食で済ましちゃうらしい。
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