少女マンガ的社内恋愛
なにせ一企業の常務様。忙しくないワケが無く、お弁当を作る時間があるなら仕事に割きたいんだってさ。


しかし私が同居し始めてからは、毎日お弁当を作ってあげている。


『明日は唐揚げ入れてくれ、澄鳴。卵焼きも!』


『なんか常務、運動会前の小学生みたいになってますよ』


家賃もとらず、家事も全部押しつけたりしない常務に少しでも恩返ししたい。


その一心で自分からお弁当作りを提案した時、常務は本当に嬉しそうに笑った。


「おっ、サンキュー。今日もコレ楽しみに頑張るわ。じゃあ澄鳴、お前も遅刻しない様に来いよ」


――――パタン
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