少女マンガ的社内恋愛
サラサラとしたキレイな栗色の長い髪をハーフアップにした彼女は、目鼻立ちの整った美人さん。


こんな美人さんにメチャクチャ心配されて、ぶつかられたこっちの方が申し訳なくなってしまう。


「本当にごめんなさい!!」


美人さんが立ち去った後、私は暫しその後ろ姿を見送った。


電車の列に割り込んだり陰口を叩いたりする人で溢れ返っているこの世の中、まだあんな礼儀正しい日本人らしい人がいたのね……まだ日本は大丈夫だわ。


それより早く帰んなきゃ。まだまだ仕事は残ってるし、頑張らないと。


そんなこんなでようやく我が社に到着する私。
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