少女マンガ的社内恋愛
えっ?えっ?妹って、あの妹!?


脳内の処理能力がガクンとダウンしてしまったせいで、まともなリアクションが出来ない。


常務は混乱真っ只中の私の両手をゆっくりと離して、大きなため息をついた。


「ウソじゃねぇよ。お前が見たのって栗色の長い髪の、澄鳴と同年代位の女だろう?あの子はな、登暉の妹さんだよ」


「えっ?で、でも本当に辻尾さんの妹だとしても、なんで常務と2人で……」


「オレもあっちも偶然パーチェに来たんだけど、その時混んでたから相席頼まれただけだ。登暉の妹だって信じられないなら、今から電話して確認とっても構わないぞ」
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