少女マンガ的社内恋愛
息継ぎ無しで言い切った後、もう話す事は無い!と、常務の胸を両手で押し返した。


「ちょちょちょ、待て澄鳴!落ちつけ!」


しかしガシッと両手首を拘束され、私に出来る事は涙を流す事しか無くなる。


「なっ、何なんですか。もしかして私も言いくるめてハーレムでも作る気なんですか……最低」


「いや、違うから!」


「違うって何が――――…」


「あの子は……登暉の妹だっ!!」


「………へっ?」


玄関いっぱいに響く位の声で叫ばれ、思考が止まった。


い…妹?


あの人が…辻尾さんの妹……っ!?


「ウ、ウソ…!」

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