少女マンガ的社内恋愛
自分でも何言ってるのかよく分からないがフッと自慢気に言うと、また脱力する澄鳴。


「意味分かりません……」


「そうだな。オレも分からん」


パチッと目が合うと、2人同時に吹き出した。


普段は一人暮らしで寂しい自宅に、オレ達の笑い声が響く。


澄鳴が同居し始めてからそれが密かに嬉しかったんだけど、“恋人”としてこういう風になれるなんて……まだ若干夢見てるみたいだ。


「そうだ澄鳴。オレ等もう彼氏と彼女になったんだから、帰るのやめてずっとここに住めばいいじゃん」


「えっ!?いやいや、もうそろそろさすがに帰りますよ!!」
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