少女マンガ的社内恋愛
「も…もう!常務はなんだって、いつもいつも私に許可とらないままキスして来るんですか………っ!!」


酸素を大分奪ってしまっていたせいか、ヘロヘロ状態でオレの胸に寄りかかって来た。


キッとオレを睨みつける涙目も、蒸気しきった赤い頬も、全てがオレの“男”としての欲を煽る。


しかしこれ以上やったら本気で嫌がられそうなので、頑張って欲望の蛇を鎮めた。


「あっ?んなもん、好きだからに決まってるだろ?」


「なっ……好きだからってキスしてたら、この世は変態で溢れ返りますよ!?」


「オレがキスしたいのは澄鳴だけだから、大丈夫だ」
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