少女マンガ的社内恋愛
まるで10代男子の様な嫉妬心を、コーヒーを飲む事で蓋をする。


あまりにも小さい自分を見せて澄鳴に嫌われるのも、登暉にこれ以上からかわれるのも、ごめんだ。


「でもまぁ、良かったな。再会出来るかも分からなかった澄鳴ちゃんと、ようやくつき合える事になってさ」


横目で澄鳴と絃を見た登暉は、フワッと優しい顔をして、またオレを見る。


「これからはちゃんと大事にして、守ってやれよ?好きな人と一緒にいられるって事は実はとんでもない奇跡だって、誰かが言ってたからな」


急にいいお言葉をブッ放して来たので、オレは一瞬面食らってしまった。
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