少女マンガ的社内恋愛
「大丈夫よーー澄鳴。同居中私が料理作ると、常務は毎回“美味しい”って言ってくれたじゃない………」


ブツブツと自己暗示をかけていると、鍵が開いた音が玄関から。


「かっ、帰って来た!」


ワクワクとドキドキが入り混じり、微妙に覚束ない足取りで出迎えに急いだ。


「おっ、お帰りなさい……」


「ん、ただいま」


帰って来た常務は相変わらずイケメンで、私の姿を見るなりニコッと微笑んでくれる。


この笑顔は鬼ネコじゃなくて、甘いお砂糖常務の笑顔だ。


パッと見機嫌は良さそうだけど………この感じだと、サプライズ上手くいくかな?
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