少女マンガ的社内恋愛
常務の説明に、私は温かい腕の中で納得する。


「だから今超嬉しくて、フリーズしてた。ありがとう、澄鳴」


どうやら常務が無反応だったのは、驚きと喜びに対処し切れなかったかららしい。


チュッと一瞬だけキスをされ、頬に熱が宿った。


良かった…喜んでくれた………


まだ料理が残ってるけど、お祝いしたいという気持ち自体は否定されなくてホッとしたわ…


「じゃあせっかく澄鳴が作ってくれたんだし、早く料理食うか。着替えて来るから少し待っててくれな」


「ハイ」


一度安堵していると、常務は私から離れて寝室の方へ歩いて行った。
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