少女マンガ的社内恋愛
なのにサラリと褒めてくれる常務に、私の心臓はスピードを上げる。


「もっ、もう!いいから食べますよ!」


明らかにテレているのを誤魔化す私を、次はニヤニヤしながら見つめる常務。


2人で向かい合ってテーブルに座り、2人っきりのちょっとした誕生パーティーを始めた。


「常務、改めて誕生日おめでとうございます」


グラスにシャンパンを入れてまずは乾杯すると、小さな気泡に私達がそれぞれ映っている。


「ありがとう。でも澄鳴、あんまり飲み過ぎるなよ?」


「分かってます。父親みたいな過保護っプリ発揮するのも、もう充分ですよ常務」
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