少女マンガ的社内恋愛
「いやぁ、倉金さんはニコニコ笑ってて可愛らしい方ですねぇ。9月でこんなに暑いのに肌は雪みたいに白いし、きっと会社でも人気者なんでしょう」


支配人に急に左手を両手で包まれて、体が硬直した。


石化する私とは逆に、支配人はニッコリ笑顔を崩さない。


「そ、そんな事……」


「いやいや、妻にも倉金さんの爪の垢を煎じて飲ませたい位カワイイですよ~~」


然り気無く手を引っ込め様としたが更に強く握られて、冷や汗が流れ出てきてしまった。


しまった…営業中はのんびりオーラを放っていたから、油断した!どうしよう!


「すみません」
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