女子高生が白狐の許嫁!?
音春は体を起こし、李斗に抱きつく。

「・・・来てくれただけで十分だよ。」

「・・・え?」

「だって李斗の顔見た時、

すっごく安心して泣いちゃったし。

・・・来てくれたんだ、嬉しい!

って。」

「・・・音春。

あー、もうなんでそういう可愛いことばっか言うかなー。」

李斗が音春をきつく抱きしめる。

「・・・うぅー。苦しいー。」

「俺の愛の強さ・・・だから。」

李斗は頬を若干赤くしながらボソボソ言う。

「・・・んー、なにー?聞こえないー。」

「だ、だから・・・

俺はこんぐらいお前のこと好きってこと!

・・・何回も言わせんなよ。」

李斗の抱きしめる力がさらに強くなる。

音春も負けじと抱きしめ返す。

「私も、こんぐらい李斗のこと好き!」

そういうと李斗は目をそらす。

「なんで目そらすの?こっち向いて。」

音春は手で李斗の顔を包んで目を合わす。

手で包んだ顔は赤くなり、熱を帯びている。

「李斗、顔真っ赤だよ。・・・熱いし。

もしかして熱うつっちゃった?」

「うるさい・・・。

熱なんかねぇーよ。」

「ほんとー?」

音春は李斗のおでこに自分のおでこを当てる。

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