サプライズ★フィナーレ✿修正中✿
 すぐに帰り支度をして慌ててエレベーターで地下に行くと、既に扉前で車に乗った翔が待機していて、左ハンドルの運転席から助手席のドアを開けてくれた。

 何をそんな急いでるの?

 とりあえず乗り込みドアを閉めると一気に走り出し、私は慌ててシートベルトを締めた。

「映画の時間でもあるの?」

「ない。北海道行くから帰ったらすぐ荷造りしな」

 北海道!? 今から? 何でこんな急に?

「……二人?」

 翔は、チラッと流し目を送りニヤリとした。
< 402 / 555 >

この作品をシェア

pagetop