龍瞳ーその瞳に映るもの
「ただいま」

リビングのテーブルに座っていたママは
待ち構えていたように立ち上がった。

「ナノハちゃんは?」

「部屋にいるわ」

何か言いたそうなママには喋らさない。
そんな時間はもったいない。

どういう状況で帰って来たかは電話で
聞いてある。
どこにいたとも何故帰ってきたとも
何も聞かないでと言ってある。

「話してくる」

ナノハを一番わかっているのは美緒だからと
ナノハの待つ部屋に向かった。
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