龍瞳ーその瞳に映るもの
あぁ、楽しみ過ぎて我慢できない
このドアの向こうにナノハがいる。

美緒の足音を聞いて
恐怖に震えるナノハがいる。
歓喜で手が震える。

自分の立場を思い知り
追い詰めらた子猫みたいに小さくなってるナノハを頭に描いていたのに…

部屋にいたナノハは昔と変わらず
ベッドの上に座っていた。

開いたドアを慌てて閉めた。

「どこいたのよ」

思わず口調がきつくなる。
だって、余裕な目を美緒にむけたから。
憐れみを持つ目で美緒を見た。
それは美緒がナノハにむけるものであってナノハが美緒に向けていいもんじゃない!

「男に捨てらたんでしょ」

口が止まらない。
焦る気持ちがどんどんエスカレートしていく。

ナノハに感じる焦りの正体がわからず
自分がどんどんドツボにハマってくから
余計に焦ってしまう。

やっぱ美緒、ナノハ大キライ!!

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