龍瞳ーその瞳に映るもの
案の定、ママは簡単にナノハを許した。

へそを曲げられちゃ困るし
また出て行かれたら保険金もらえない。

パパなんてどうとでもなるから
これで一件落着ってこと。

さて、ナノハをどうしょうか。
部屋に戻りもう少し話をしよう。

「この間の男達
不完全燃焼だってぼやいてたのよね。
ちゃんと責任取りなさいよ」

ナノハが逃げたせいで
美緒が責任とることになったんだから。
一人一人は下手くそでも
集まればそれなりに気持ちよくはしてくれる。

何よりあいつら美緒のこと好きだから
一生懸命なんだよね。
ナノハには知らないけどさ。

「あんた男といたんだからヤッてんでしょ」

「うん」

何かそれはそれでムカつく。

「このガバガバ女」

悪態もつきたくなる。

ナノハの最初なんてレイプでよかったのにどんな男か知らないけど
普通に初体験したことがムカつく。

「どんな男だったのよ」

話ではめちゃくちゃいい男だったと聞いてる。
きっとホストか何かに違いない。
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