龍瞳ーその瞳に映るもの
「そんな事よりあのお嬢ちゃんはどう?」

「ご機嫌だよ」

運命の人のおかげで私への当たりが軽い。

「運命の人に感謝してる」

「ふーん、そっか」

基本、アズは何も話さない。
2人でいる時より話さない。
誰かが話してるのを聞いてるのか
聞いてないのかわからない感じ。

「もう少しの我慢だからね」

事は進んでいるとだけ言われた。

「うん」

こうやって息抜きできるから平気。

「高校とか未練ない?」

「ないよ」

単なる卒業資格を取る場所だったから
行かなくても未練なんかない。
私の選んだ道にそんな資格はいらない。

そんなことより

「みんな元気かな?」


サユリやロデオや昌枝さん達とは
連絡を取っていない。
それは円滑に任務を遂行するため。
< 222 / 306 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop