龍瞳ーその瞳に映るもの
回り道したけれど、
ナノハは龍瞳の一員になった。

凍てつくような龍の瞳に
一縷の光が灯る。

「イクヤの件をさっさと片付けて
ナノハの歓迎会するわよ」

サユリが言い出した案にみんな頷いた。

イクヤの件を終わらせる事は
ナノハの過去を終わらせる事。
虐げられた過去を清算させてやりたい。

「桜見ながらがいい」

当の本人はそんな条件を出す。
桜が咲く季節まであと少ししかないじゃん。

「あぁ、任せろ」

そんな無理難題をたやすく受け入れる
大将は今まで以上に頼もしい。

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